平成25年4月7日・霞露ケ岳(514m)

今回の例会は、岩手県山田町の太平洋に島のように突き出た”船越半島”の北端に位置する
霞露ケ岳(カロガダケ)に登りました。
霞露ケ岳の名前の由来は、夏場のヤマセの季節、三陸特有の濃霧に包まれる日々が多い山である
ことから付いたとされているが・・・・?、
例会の当日、4月7日、前夜の天気予報では、「日本海を北上する低気圧が猛烈に発達し、爆弾低気圧
となって日本全体強風と豪雨に、不要な外出は控えるように」と報じていました。
当日の朝、県庁駐車場に集合した面々、風もなく時々薄日もさす天候にやや拍子抜け、「これは、不要な
外出ではないの?」との冗談も出ましたが、”三陸沿岸は強風と豪雨では”との不安を抱きつつ、6時5分
山形を出発しました。
山形自動車道⇒東北自動車道⇒北上江釣子IC⇒遠野市⇒山田町を経て船越半島へ。
小雨は降るが意外と空は明るく、風もない、林道を進むとすれ違った軽トラックの地元の人が
別に良い道があると、車で先導して案内してくれた。
間もなく鳥居のある「参道口」登山口に到着した。



 参道口  
『参道口』
参道口からは登りの標高差
が約300m。まずまずの天気
の中出発するとまもなく、急
に雷が鳴りだしまた大豆ほど
の雹も降ってきてびっくり。
でも 5分ほどでおさまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 霞露ヶ岳山頂  
『霞露ヶ岳山頂』
空が明るくなって雷鳴も遠の
き、雹も止み無事頂上に着く。
薄日が差し、青空も見える
穏やかな天気のなかで昼食
をとった。
国土地理院の地形図では
   標高 514 m だが
なぜか、立派な標識には
   標高 508.5m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三陸の海@

 『三陸の海@』
下りは所々で三陸の海が 絶壁から望め、岩にぶつかる 波が見えた。

天気の良い日は 海が青く遠景も望めて絶景 だろうと思った。
前方に見えるのは、
本州最東端のとどケ崎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三陸の海A  
『三陸の海A』
ガスにけむる海と岩と松が 幻想的でこれも絶景であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 漉磯海岸 
『漉磯海岸』
下山後に漉磯(スクイソ)海岸
に注ぐ川の渡渉で少し苦労し
たが、全員無事に渉ってバス
に乗る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「爆弾低気圧」、「不要な外出は控えて」との前夜の天気予報に不安な気持ちでの参加した人も多く
バスの中では「天気が悪かったら新鮮な魚でも買って帰ろう」との意見も多かったのでしたが、霞露ケ岳の
頂上では風も静かで、青空に、日差しもあり、標高は514mと低いが、深山・幽谷の雰囲気のある霞露ケ岳を
存分に楽しんだ山行きでした。
特に、海側の急坂の下山路は、まさに眼下に太平洋の白波が、霧立ち込める岩礁に打ち寄せる絶景でした。
   


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(6:05)山形出発、(7:17)長者原SA、(8:15)北上江釣子IC、(9:05)遠野道の駅
(11:35)霞露ケ岳参道口より登山開始、(12:45)山頂、(13:15)昼食後下山開始、(14:45)漉磯海岸登山口
(15:15)帰路へ出発、(15:40)道の駅やまだ、(16:10)釜石、(17:02)大船渡・道の駅さんりく
(17:22)大船渡・道の駅さんりく・出発、(19:00)一関IC、(19:25)長者原SA
 
山形着 20:54。

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

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