平成25年 11月16日・栗子山(1,217m)・栗子隧道
今回の例会は、2本の栗子隧道トンネル初代が明治13年貫通、2代目の昭和11年に開通し昭和41年まで使われた、
2本の隧道トンネルの山形県側の入口を訪れた。その後、隧道入口付近の890m地点より栗子山(1,217m)へ標高差
約330mを登り、帰路は往路を下り、トンネル前から再び万世大路(ばんせいたいろ)を米沢砕石(株)内の瀧岩上橋へ
戻るコースで実施しました。
『会長のコース説明』
会長のコースについての説明の後「万世大路」と命名(明治天皇)された峠道を登り始める。
天気予報は「晴れ」だったのだがまだ曇っている。
『落ち葉の道を行く』
落ち葉の上に先日の雪が残っていて歩きにくい。
道のそばに晩秋の実をつけるムラサキシキブ、マユミ、ツルウメモドキなを鑑賞した。、
2代目の栗子隧道が使われた昭和41年までここを車が通っていたとは思えない程まわりの
山の景色と同化した約4kmの峠道に時代を感じた。
『栗子隧道トンネル内部』
2代目トンネルは往時のままの立派な佇まいであるが、内部は崩落があり立ち入り禁止である。
少し入った所から写真を1枚。
『栗子山山頂で』
栗子山への登山道は隧道の左側に入ったところである。
途中にヤマブドウが沢山目につく、登りがだんだんきつくなり、積雪も15〜20cmで
滑りやすく、木の枝につかまりながら登っていく。
頂上は風はあるが天気も晴れてきて見晴らしもよく、吾妻、飯豊、遠くに朝日連峰も望めた。
昼食をして、記念撮影をして、再び急坂の下りへ。
『栗子隧道トンネルをバックに』
雪の残る急坂の下りは大変でした、尻餅を何度もついたが
全員無事に下山した。
トンネル入り口をバックに記念撮影をして、万世大路を採石場へ下った。
福島と米沢を結ぶ栗子トンネルは、三島通庸によって初代のトンネルが明治13年に貫通、
その後車の通れる2代目トンネルがほぼ同地点に昭和11年に建設された。
昭和41年に総工費130億円で現在の栗子第一トンネルと栗子第二トンネルが竣工した。
現在高速道路用のトンネルが工事中ですが、100年後には、高速自動車道とリニア新幹線の
トンネルが並んでいるのでしょうかね!
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(6:10)県庁出発、(7:20)米沢砕石鞄口、(7:27)瀧岩上橋、(7:45)出発
(9:05)栗子隧道着、(9:20)栗子山登山へ、(10:52)県境稜線、(11:35)栗子山山頂到着
(12:10)昼食後下山開始、(12:28)県境稜線、(13:38)栗子隧道入口、(13:48)出発
(14:50)瀧岩上橋、(15:05)帰路へ出発
山形着 16:47。