平成23年 7月16〜18日・白山(2702m)
今回の例会は7月16日〜18日の土日と海の日の3連休を利用して日本三名山の一つ白山に登りました。
7月16日・1日目、山形を朝6時に出発、世界遺産の白川郷の合掌造りを観光し、白山市瀬波の交流研修館「白山里」に泊り、7月17日・2日目は7:50 に宿を出て8:45 登山口到着 9:10 白山への登山開始、15:40に山頂到着、16:40には室堂平に下りて宿泊先の「白山室堂」に入った。
7月18日・3日目は6時下山開始、10:25 駐車場に到着、10:40 山形へ出発、20:20山形到着の行程で実施しました。
『白川郷の展望台』
白川郷は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」
として世界遺産に登録されている。ここの合掌
造り住宅には往時に20人以上の人がすんでいた。
それは土地が狭いので次男三男が分家することが
難しく長男一家を中心とした大家族になった。
またこのような理由から家屋の規模も大型に
なった。我々は江戸時代に庄屋を
務めた和田家住宅を見学した。
『弥陀ヶ原』
出発してから、4時間余、花々の
数も多くなってきた。別当出合の登り口からは
樹林帯を抜け、甚ノ助避難小屋へ。
小屋は新しく水場とトイレがあり
一息ついた。南竜山荘分岐から
黒ボコ岩そして、その先の
登山道にはお花畑が広がっていた。
弥陀ヶ原には、お目当ての
ハクサンコザクラがピンク色に
輝き、われわれを迎えてくれた。
『室堂平から山頂へ』
室堂平(標高2,450m)は御前峰の
雄大な姿を目前にして広がり、室堂センター、
白山奥宮祈祷殿のほか、各種登山施設が
集まっている。宿泊棟は4棟あり、収容人数は750人。
我々のこざくら荘3号室は、両側2段の定員32人の部屋だった。
部屋にザックを置き、山頂を目指した。
『白山山頂(御前峰)』
白山は富士山、立山とともに日本三名山
の一つに数えられている。古くから「しらやま」
や「越のしらね」の名で和歌にも詠まれたが、
信仰の山としても知られ、御前峰山頂には
白山奥宮がある。山頂からは南方に別山
(2,399m)を臨むことが出来たが、北東の
北アルプス、東の御岳の山頂は雲に隠れて
いた。
『ハクサンタイゲキ』
3日目は朝5時30分に朝食、
6時には出発した。下りは
観光新道を別当出合まで。
山の朝は涼しかった。殿ガ池
避難小屋の手前から目に
飛び込んできたハクサンタイゲキは、
名前はマイナーだが目立つ花だ。
ハクサンと名の付く花は20種余りある。
伊吹山と同じく早くから注目
された証で、山名が付くものは
ハクサンフウロ、ハクサンチドリなど全国一だ。
この2日間でクロユリ、ニッコウキスゲ、
アオノツガザクラ、キヌガサソウ、
チングルマ、アカバナシモツケ、
コバイケイソウなど数え切れない
花を目にして白山を後にした。
7月16日
(6:00)山形出発、(8:30)荒川胎内ICで高速へ、(12:40)五箇山IC、(13:00)相倉合掌造り集落
(15:10)城山展望台、(15:30)白川郷合掌造り集落、(18:10)宿・白山里、(19:00)夕食
7月17日
(5:30)起床、(7:50)宿を出発、(8:45)別当出合登山口、(9:10)登山開始
(11:40)昼食、(15:40)白山頂上、(16:40)室堂へ下山、(17:00)夕食
7月18日
(4:00)起床、(5:30)朝食、(6:00)下山開始、(10:25)駐車場到着、(10:40)山形へ向け出発
(17:30)荒川胎内IC、(18:00)道の駅関川、 山形着 20:20。