7月9日(土)
       早池峰山(1917m)

岩手県遠野市  体力、危険度中級 歩行時間4時間 歩行距離6.4km  累積標高登り742m

9:05小田越登山口スタート、11:50早池峰山登頂 14:45下山

 

岩手を代表する日本百名山であり、花の百名山としても知られる早池峰山。

 当会では前回平成307月に登っているが、そのときは台風接近で八合目

での撤退となり、今回はそのリベンジも兼ねることとなる。

 花巻に着く頃には青空が出てきて、当初予報の雨から晴れの期待も膨らむが、

残念ながら岳駐車場に着く頃にはガスがかかり、小田越登山口では雨が降って

きて再び最初からレインウェアを着ての登山となる。

 樹林帯を過ぎ、五合目付近からだんだん風が強くなり、前回の秋田駒ヶ岳の

暴風が頭をよぎるが、岩場を慎重に登っていく。期待の高山植物たちは可憐な

花を咲かせ、荒天の中、体を揺らして私たちを歓迎。特に早池峰山を代表する

ハヤチネウスユキソウはちょうど見頃。途中断念して下山の団体も少なくないが

励まし合って鉄ハシゴまで到達。慎重に一段づつ登って頂上稜線に出る。あと

400mのかけ声とともに最後木道を歩いて無事登頂。

すぐ避難小屋に入り、ほっとしての昼食。下山頃にはさらに風雨強まるが、

滑りやすい蛇紋岩の岩場を慎重に下ってケガなくほぼコースタイムで全員無事下山、

お疲れ様でした。そして前回も参加の皆さん、リベンジおめでとうございます。

 

  

風雨強く、山頂での撮影が困難なため、フード押さえながら避難小屋前で

ようやくパチリ

 

最初からレインウェアを着込んで

 

本日のGL 大瀧会長よりあいさつ

 

 

スタート

 

いよいよ岩場始まる 

 

 

これぞ早池峰山の景色

 

蛇紋岩の滑りやすい岩場を慎重に登る

 

五合目の御金蔵 この辺から風雨激しくなりレンズにも水滴

 

八合目付近 難所の2連の鉄ハシゴ  ストックたたんで慎重に

 

 上から

 

山頂稜線到達 あと400m

 

 

最後の岩登り

 

ついに登頂、前回のリベンジなる、左が早池峰神社奥宮

 

外の様子を気にしながらほっと一息

 

まさに一瞬の晴れ間 次週の立山はこう願いたい

 

安堵の下山 お疲れ様でした。

 

早池峰山の花たち① 左からウスユキソウ、アズマシャクナゲ、コメツツジ、

カニコウモリ、マルバシモツケ

 

早池峰山の花たち② 左より ハヤチネウスユキソウ、ホソバツメクサ、チシマフウロ、

ナンブイヌナズナ、ミヤマヤマブキショウマ

早池峰山の花たち③ 左から コバイケイソウ、ミヤマオダマキ、ミヤマカラマツ、

ミツバオウレン,  ヒメコザクラ

早池峰山の花たち④ ヨツバシオガマ、キバナノコマノツメ、ナンブトラノオ、

ミヤマアズマギク、ネバリノギラン

 

他にも皆さんよくご存じの チングルマ、コイワカガミ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、

ハクサンチドリ、ホソバイワベンケイ、ギンリョウソウなどたくさんの花が咲いていました。


 

4年前2018年(平成30年)7月の早池峰山山行の様子はこちら

 

 

 

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