コースルート  

 

 

コースタイム  (==車移動 ‥‥歩き)

 

宮城県丸森町・福島県新地町の県境(福田峠)、会長挨拶やお試しの方の紹介

 

五社壇に向け出発

 

早春の陽光差し込む五社壇

 

県境の自動車道に出る。福島県側のコースマップ看板を見入る。蔵王の眺望コースを登るが見晴らしはよくない。

 

鈴宇峠を過ぎると、やがて稜線上に阿武隈山地特有の土塁が現れる(防火帯の様なコース)
しかし、防火帯ではなく阿武隈山系の特徴の一つとか(断層の作用かな?)? 驚きである。  

 

福島県新地町や海が眺められる分岐点の急斜面展望場所、初めての展望場所でやっと笑顔が・・・・・

 

雪のない阿武隈山地、天候に恵まれ仲間との会話が・・・・

 

鹿狼山への最後の急登

 

急登もなんのその!!

 

足の運びも順調よ!!

 

到着後すぐ鹿狼山頂上での記念撮影

 

昼食(30分)後鹿狼の湯に向けて出発

 

山頂北側には巨木の杉、山頂南部は樹木の無い展望場所、ここから急斜面の下り坂

 

2月から4月にかけての阿武隈山地、登山には最高!!

 

急斜面を終えて、仲間を待ち鹿狼の湯駐車場に!!

 

津波に襲われた宮城県亘理郡山元町、旧中浜小学校校舎、津波到達水位は2階天井まで、この学校の生徒や職員は? 合掌

 

津波の爪痕の恐ろしさを感じる会員

 

慰霊塔に向かうと当時の面影が頭をよぎる・・・・・自然に手が仲良くなる!!

 

何もなくなった山元町、海岸は防波堤で覆われ海が全く見えぬ 、これで良しか ?

 

亘理町「鳥の海ふれあい市場」近くの慰霊塔で、津波の無い平和な世界と震災復興を祈るばかり・・・・・・。

 

 

特記事項

 H28年度最後の例会は鹿狼山と被災地復興支援です。鹿狼山は元旦に毎年多くの登山者が初日の出を迎えるそうです。会長の挨拶と新人さん紹介があり福田峠を出発、いきなり急坂を登るが、久しぶりの登山靴と乾いた登山道がうれしいー、お天気も良好、心も弾む。五社壇にはリュックを分岐に置いて山頂へ石祠があった。整備された蔵王眺望コースを歩くが蔵王連峰は見えない残念。山頂直下は手すりが付いたザレた急斜面が続く、登頂!鹿狼神社で参拝、眼下に太平洋の青い水平線と新地町を見ながらお昼を頂く、どこまで津波がきたのだろうと思うだけで胸がいたむ。帰りは眺望の森コースを鹿狼の湯まで下る、梅の花が咲いていた。下山後、海辺の道をたどり、旧中浜小学校へ、校舎から子供達の声が聞こえてきそうだが、よく見ると窓ガラスがほとんど壊れている廃墟でした、怖かっただろうなぁー・・・千年塔(千年先も伝えられるように作った五輪塔)に手を合わせる。荒浜地区の鎮魂の碑でも手を合わせる。まもなく3月11日がやってきます、私達に出来ることをもう一度考えてみるのもいかがでしょうか。

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

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