神室山は、登山愛好者の間で人気が高い。今回の計画は秋田県の西ノ又コースから登山を始め、神室山頂を踏み、神室ダムの有屋登山口を目指す。
秋田県側は沢や滝、やせ尾根、湿原など変化に富んだコースと豊かな高山植物が魅力である。神室山頂より紅葉で彩られた景色を堪能できよう。しかし、秋の暮れは早く、更にルートの長い登山でありトラブルの無きよう十分なトレイニング対策で参加してほしい。防雨対策や風対策も検討し参加ください。遅めの昼食となります行動中の間食を考えてください。健脚者のみの参加。

 

 

コースルート

 

コースタイム  (==車移動 ‥‥歩き)

   コースと時間 
10 16 県庁発5:05==道の駅ねまる6:00==雄勝町==西の又登山口着7:107:25~~一の渡~~二の渡~~三十三尋の滝(徒渉点)9:15~~お田の神10:51~~山頂着11:37・昼食・発12:15~~有屋分岐12:50~~二俣14:25~~有屋登山口着16:0416:15==道の駅ねまる==県庁着18:20

 

本日のリーダー、三浦さんよりコースの説明



第1渡渉点



倒木をくぐり、西ノ又川へ降りていく



ちょっと傾いている第2渡渉点



水の流れが美しい三十三尋ノ滝

 



紅葉が始まった前神室山を見ながら登る






胸突八丁坂を登りきり、御田の神で一休み

 

窓くぐりを抜けると、神室山が見えてくる



山頂付近から、鳥海山と雲海が







山頂で昼食





登頂記念撮影





鳥海山に向かって下山開始





大朝日小屋の阿部さん達と一緒に休憩



無事到着です

 

 

特記事項

 まだ暗くライトを点けての受付。予定の時刻に県庁を出発する。途中の朝霧は諺の通り消え、雲一つない快晴となる。秋の宮の、西の又コース登山口には当会の車のみ。リーダーからコースの説明があり心も晴れやかに歩き始める。沢沿いに進み、一の渡、二の渡、の吊り橋は結構揺れる。三十三尋の滝で小沢を渡り、不動明王の祠を過ぎると急坂が始まる。つらい登りでもおしゃべりが絶えない女性陣に感服である。前神室山の紅葉を見ながら、ほぼ1時間半の急登を終え、平らなお田の神で小休止する。紅葉は山稜の西側が進んでいる。ひと頑張りして山頂に着く。先客が二名。素晴らしい秋晴れで、近くは先頃登った虎毛山や栗駒山、泥湯三山、神室連山最高峰の小又山、火打岳、頂きが白くなった大きな裾野の鳥海山、月山、葉山、大朝日、そして遠く岩手山が頭をのぞかせている。もっと眺めていたい、出来れば直ぐ下にある避難小屋に泊まって一夜を過ごしたい気分だ。登りを頑張ったので少しゆっくりして山頂を後にする。降りも急だが、道々、リーダーからキノコの講習を受け、黄色になったマタタビの実を食し、無事下山す。紅葉はいまいちでも最高の秋の山であった。

 

*** 写真撮影 : 岩 田  ***

 

記録表へ戻る