平成28年4月3日(日)
角田山(482m)・弥彦山(634m)

今年度初めての山開き、新潟県の海岸沿いの角田山・弥彦山、角田山は標高481.7m、春は雪溶けと同時に雪割草やかたくり草の花が一面に咲乱れる。山頂まではいろいろなコースの登山道が整備されている。

このたびは角田岬灯台から新潟方面へちょっと行ったところの桜尾根コース、春の花の季節には他のコースには見られないほど沢山の花が咲く。頂上からは、海抜0mへ向けての灯台コース途中では越後七浦の海岸線や奇岩立岩・佐渡・米山を望むことができる。更に急峻な岩場の崖道もあり高所恐怖症にはちょっと怖い。その後は弥彦山に車で向かう。   

 

コースルート

 角田山

   

 

彦根山

 

 

コースタイム  (==車移動 ‥‥歩き)

月 日 コース(時間)
4月3日 県庁06:05==道の駅白い森おぐに07:28==荒川胎内IC08:12==新潟西IC08:45==角田岬09:12‥‥桜尾根登山口09:30‥‥休憩‥‥分岐11:12‥‥角田山山頂11:15(昼食休憩)灯台コース11:45‥‥角田岬13:20==弥彦スカイライン14:00‥‥弥彦山頂14:25~14:30‥‥弥彦スカイライン14:54~15:10==弥彦神社P休憩==聖籠新発田IC16:45==荒川胎内IC16:54==道の駅関川17:17~17:30==小国==:県庁19:35

 

 

 

国土地理院地図には載ってない、『桜尾根コース』の説明を聞きます。

良い天気に恵まれました。

 

まぶしい風景です。

 

今日も、快調です ❣

 

軽やかな足取りです。

 

 

 

30人です。ちょっとの坂で詰まりぎみ。

 

 

 

かたくりと私❕❣

 

 

 

 

 

 

サービスショット、頂きました。

 

広ーい山頂広場で昼食後に一枚。みんなお腹いっぱいの図です。

 

かたくりの群生です。

 

沖の佐渡島を見ながら優雅に降りていけると・・・この後のノコギリがきつかった。

海のトンネルが見えてきました。

 

足元も、岩場で危ない。

 

降りて登って。

海水浴場を見下ろしながら、あとひと踏ん張り。

 

 

ここからは
スプリング・エフェメラル 「春の妖精」の協演です。

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)
キケマンの仲間は、ほとんど有毒 (◎_◎;)  

 

常葉碇草 トキワイカリソウ
本州の日本海側の雪国に多い多年草で、福井から北では、白花が多く、西では赤紫花が多いとか。

 

オオミスミソウ(大三角草) 別名 雪割草
三角草より葉が大きいから。

 

オオミスミソウ(大三角草)


かたくりの群生

 万葉歌にも詠われた
もののふの 八十をとめらが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花
(もののふの やそおとめらが くみまごう てらいのうえの かたかごのはな)

大勢の若い娘たちがやってきて、入り乱れるようにして水を汲んでいるが、井戸の傍に咲くかたかごの花の美しいことよ

 

 

 

 

ここからは、弥彦山です。

 

弥彦山 山頂にて。

菊咲一華 キクザキイチゲ 

手前も奥も、今が満開です。

 

 

 

特記事項  

   今年度初めての例会は、新・花の百名山のひとつ角田山と越後一宮弥彦神社の弥彦山をめざす。角田岬で会長の挨拶で、コースの説明と新会員の紹介後、桜尾根コースを登る、このコースは公ではなく私有地だそうです。いきなり急登で始まるが、すぐ色とりどりのミスミ草(雪割草)が向えてくれた、思わず歓声があがる。暫く歩くと、どこまでも続くピンクのカタクリの大群落だ!白いカタクリも発見!何処かで鶯も・・・灯台コースとの合流点を過ぎると、まもなく広~い山頂に着く。穏やかな暖かい日差しのなかでおにぎりが美味しい、おしゃべも弾む。青い海に浮かんだ佐渡島を眼下に見ながら、急坂であるが階段が整備されている灯台コースを下る、少しなだらかな所に来たら右下に白い灯台が見えた、また急坂を海抜0mまで一気に下る。新・花の百名山に恥じない山でした。
(他に見た花・木・・イカリ草,ショウジョウバカマ,キクザキイチゲ、スミレ、エンレイ草、ミチノクエンゴサク、オウレン、キジムシロ、キブシ、アブラチャン、マンサク、ユキツバキ)
次の目的地に車で移動、弥彦山は風が冷たくときおり残雪もあったがコシノカンアオイがひっそりと佇んでいた。山頂には大きな石碑『御神廟』があり<弥彦神社奥の院、越後一宮おやひこさまで親しまれる>と記載してありました。越後平野と山々そして日本海を満喫して下った、弥彦神社は車中から参拝。初めての山行は、お天気に恵まれ、お花に恵まれた、幸先のいいスタートになり、一時間遅れて山形着でしたが大満足の一日になりました。

 

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

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