この山の特徴は、なだらかな低山ではあるが近くに大きな山が無い為、南は金華山から山田湾までを一望できる。山頂からは三陸特有のリアス式海岸を間近に見下ろせ、晴天の日には遥か早池峰山まで見渡せる。
また、かつてこの地域はヒノキの皮は鉄砲の火縄の材料、ケヤキは銃の台尻として、軍事上最も重要な地域であった。そのようなことで、ヒノキ(アスナロ)、ツガ等は仙台藩として「御用山」と呼ばれ、「御用山」が「五葉山」と転訛したともいわれる。この日は五葉山ツツジ鑑賞会がある。

 

コースルート

 

コースタイム  (==車移動 ‥‥歩き)

 

月 日 コース(時間)  …… 歩行   == 車移動
6月5日 県庁5:05 ==(山形道)(東北道)== 水沢IC 7:10 ==R4 == R397 == R107 == 日頃市町(鷹生ダム・五葉湖方面へ )== R193==赤坂登山口着8:30 登山開始 8:50 …… 休憩9:13…… 賽の河原9:25  …… 畳石(休憩)9:40 ~ 9:45  …… 8合目(休憩 1025 ~1030 …… しゃくなげ荘・水場 1050  …… 日枝神社1056 …… 山頂1110 ~ 11:20(写真タイム)…… 日の出岩11:22 ~12:05(昼食休憩)~ 楢ノ木平コース下山 …… 七不思木(休憩)12:56 ……林道出合13:20 ……鳩ケ峰13:46 ……楢ノ木平コース登山口14:02 ~14:25== 釜石仙人峠道の駅 15:10 ~ 15:20 == 遠野GS給油15:45 == 遠野IC 15:50 ==(釜石自動車道)== 江差田瀬IC 16:20 == R107 == 北上江釣子IC 16:50== (東北道)== 長者原SA 17:40 ~ 17:53 ==(東北道)(山形道)== 山形蔵王IC 18:55 == 山形県庁駐車場着19:15

 

 

 

 

山ツツジの間をスタートします。

 

 

満開です。

 

花も人も、満開です。

 

 

つつじのジュータンの先の方は

 

左から、幹事長、公安委員長、政調会長です。

 

今日は、これくらいのおにぎりを!! 

 

北アルプスにも無いツツジ街道ですね。

 

 

 

 

 

日枝神社の横の花は ?

 

この花が、何かおわかりの方は、次回例会にお知らせください。

 

少し、戻しといたから。

 

少し戻って、真っ直ぐになった標識の前で。

 

 

 

 

 

盛り上がった、お昼時間でした。

 

美女2人!!

 

以前、10代の女の子を口説いて、奥さんにしてしまった方です。

 

ここにも、美女2人!!

 

その美女に囲まれて、嬉しそうなお父さんたちです。

 

何だ、この木は。

 

ん、ん~!?

 

納得です。

 

クリンソウ [九輪草]  不、ではありません。

 

シンガリ、いつもありがとうございます。

 

今日のコースです。

 

つつじ

 

特記事項

 

 今回は北上山地南部の山、三陸沿岸の最高峰五葉山を目指す。今回も花を求めて北上、長いバスの旅になる。
赤坂登山口に向かう途中に大規模な太陽光発電のパネル設置箇所があった。平成27年8月より運転を開始している五葉山太陽光発電所とのこと。前回の室根山からも遠望できた。
 登山口では、エゾハルゼミの大合唱が出迎えてくれた。会長からの話、「五葉山」の名は、かつては仙台藩の御用地であった、五葉松が多くあったことなどに由来する。ミネザクラで花の100名山に選ばれている。早池峰山から南にくる北上山地に位置し、日本の岩盤の中でも古い地層であり、奥羽山脈よりも古いこと、今日は標高差600mほど登るなど、今日のコースの説明もあった。五葉山ツツジ祭りの日で、多くの人で賑わっている。登山口では避難小屋しゃくなげ荘建て替えについての署名・募金活動が行われていた。  
登山開始。山道に入るとすぐにヤマツツジ・レンゲツツジ・タニウツギなどの花の回廊となっている。みごと!樹林帯を抜けると荒涼とした不毛地帯・賽の河原に出るが、すぐにまたツツジの花園の道になり、程なく畳石に着き休憩。五葉山神社の奥宮で山開きの神事があるとのことで、近くの鳥居のしめ縄を架け替えている人たちがいた。鳥居をくぐってダケカンバなどの美林の中を登る。ムラサキヤシオなども見られる。林が途切れ、また次の樹林帯に入るとみごとなシャクナゲの群落だが、花はまだ。シャクナゲ荘近くの水場、重量感のあるコップがありおいしい水をいただく。黒田節でも歌う?という人もあり。カンロ・甘露!日枝神社参拝後なだらかな道を進み山頂へ。山頂モニュメントのところで記念撮影をしたが、崩れかけていて危なっかしい。山頂を後に、山頂より11mほど高い日の出岩へ。晴れていればリアス式海岸も望める絶景ポイントでもある。
 昼食後は楢ノ木平コースを下る。ヒノキアスナロやコメツガなどの原生林を進むと立ち枯れた木々の痛々しい姿。これは30年ほど前の山火事で焼失した原生林とか。巨石が点在するなだらかな稜線を進み、また森の中へ。苔むした大岩や、ヒバ・ネズコ・コメツガ・などの、七種類の木が絡まっている「七不思木」、巨岩の上に立つ木など、変化に富んだ面白いルートである。林道出合からは白樺などの美林帯。ひっそりとした林に靄がかかり幻想的。ツツジが林間に映える。クリンソウが可憐にひっそりと咲いていた。帰路の林道は未舗装。道幅が狭く、木の枝が車をこする。ドライバーさんにはご苦労をおかけしました。
 今回の五葉山は、登り・下りで、全く違う表情を見せてくれる面白い山であった。下山ルートでは他の登山者には合わず、静かなたたずまいの山を堪能することができた。また来たいとの声が上がるほど好印象の山だった。
           

 

 

 

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

記録表へ戻る