当会としての大朝日は、登れる山ではないとして登りたい山であった。しかしこの登りたい山を現実に登った山にしたいとの希望が多くこれまで許されなかった登山に道を開いた。当日は真夏の盛り十分な飲料水を確保し、熊越えから大朝日小屋間の斜面は特に熱射病等に十分注意して登りたい。天候や隊の状況に応じて小朝日から古寺へ下ることも十分理解してほしい。天気が良すぎても困るが山頂は絶景であろう。

 

コースルート

コースタイム

月日 コース(時間)
8月5日 山交ビル07:00=寒河江=大江=古寺=ブナ峠08:40~出発
09:00‥急登09:55‥藪終わり10:55‥畑場峰11:50~
昼食出発12:20‥田代清水12:50‥鳥原山分岐13:45‥
鳥原小屋着13:55~夕食準備16:00~就寝19:00
8月6日 起床04:00~出発05:45‥鳥原山06:10‥小朝日岳07:55
~出発08:10‥熊越08:35~出発08:45‥銀玉水09:35~
出発09:50‥大朝日小屋10:20~出発10:25‥大朝日岳山頂
10:45~昼食出発11:10‥銀玉水11:45~出発12:00‥
熊越12:40~出発12:50‥小朝日岳下13:15‥古寺山
13:45~出発13:55‥三沢清水14:15~出発14:25‥
ハナヌキ峰分岐14:55~出発15:00‥一服清水15:10‥古寺
鉱泉朝陽館16:25‥駐車場16:30~出発16:55=古寺=大江=
寒河江=山交ビル18:40

 

 

ブナ峠にて出発前の会長挨拶

 

登山開始

 

早速渡渉だ~過去の恐怖が甦る

 

ザックが重い~腰が引けてる

 

あれれー!カメラングルに気を使ったな~どなたかわからない

 

また渡渉~少し慣れたかな

 

いきなり急登~コースは大丈夫かな

 

あらら、やぶ漕ぎだ~体力が奪われる

 

沢の両側にぶっといアオミズの畑だ

 

コースが見つかったぞ~道なき道をひたすら登る

 

コースに戻り一安心~笑顔がほころぶ

 

タマゴダケ 美味しそう~たまごの殻から生えてる

 

ギンリョウソウ

 

長沢さん頑張ったね~あっぱれ、もう脱毛だ

 

鳥原小屋まであと365歩だって?~山登りはユーモアのセンスが大事

 

キンコウカ

 

鳥原小屋に荷物を収納~庭で美味しい水飲んでます

 

鍋やフライパンで料理~肉に魚に野菜とはいやいや真似できない

 

おいおいお隣のご馳走見た?すげーな~私、見ないようにしているの

 

山小屋ではこんな風にして寝ているんだね~オレは夜も寝ないでカメラを回している

 

 

 

 

 

 

神々しいご来光~内陸方面に雲海が広がっている

神社前でご来光を浴びて

 

鳥原小屋にて~中央の小屋番はとても個性的

 

鳥原山から右に小朝日岳、左に大朝日岳を望む

 

小朝日岳山頂手前~いやーあ、滑る滑る

 

大朝日岳をバックに~小朝日岳山頂にて

 

小朝日岳から大朝日岳を望む~山頂下のY字、松茸崩れの矢印が山頂を指している

 

ここらでマダムも一服

 

日本一の味~銀玉水でカンパーイ

 

ヨツバシオガマ

 

快晴の中の峰歩きは最高~大朝日小屋、大朝日岳を望む

 

マツムシソウ

 

タカネナデシコとクルマユリ

 

ハクサンフウロウ

 

大朝日岳中腹から中岳を望む

 

大朝日岳山頂にて昼食タイム~残念ながらガスで眺望が利かない

 

ミヤマウスユキソウ

 

大朝日岳山頂にて

 

ハクサンシャジン

 

紀伊山地の逆さ吊行場の「西の覗き」みたい

 

コキンレイカ

 

松茸の雪渓がやせ細り矢印になっている~方向は大朝日岳山頂を指している

 

ミヤマママコナ

 

怪しい形の白樺林~頭の中のようで複雑な回路

 

ザックをデポした熊越付近

 

小朝日岳巻き道の分岐

 

三沢清水で一服

 

大朝日岳を下山し約4時間半~古寺鉱泉「朝陽館」に到着

 

恒例で及川さんからの差し入れ~冷えたオレンジジュースは最高

 

甘く冷えたスイカに舌づつみ~及川さんご馳走様

 

見よ、あらぬ姿でこの食欲

 

特記事項

お天気が良いのは嬉しいですが、朝から暑い 今回はブナ峠から出発です。橋のない沢を何回も渡り道に少し迷う やっと登山道に戻りホッとする。なだらかな道を上り湿原に
囲まれ キンコウカ咲く 鳥原小屋に着く 綺麗で宿泊者が少ないのが嬉しいです。次の日の朝 下界は雲海で囲まれていた。今日も素晴らしい天気の中出発する。鳥原山に着く と小朝日岳 大朝日岳 遠くに月山 鳥海と景色が素晴らしい。 熊越に重い荷物を置き ハクサンオミナエシ ハクサンシャジン等咲く道を行き 銀玉水で水を補給しマツムシソウ ニッコウキスゲ ウサギギク ミヤマクルマバナを愛でながら大朝日小屋に着く。 小屋の周りにもハクサンフウロ クルマユリ タカネナデシコ等が咲いている。山頂で昼食にして下山する。熊越で荷物を取りやっと駐車場に着くと 運転手さんの甘くて冷えたスイカとジュースの差し入れにびっくり 今年も有難うございます。

 

***  写真撮影  【 須 貝  正 】  ***

 

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