12月8日(日)
大滝根山(1192m) 

福島県 大滝根山 体力度 初級 歩行時間4:50 歩行距離7,8km
                          危険度 初級 登り660m 下り739m



福島県田村郡(現在は田村市)滝根町、常葉町と双葉郡川内村の境に位置する。
阿武隈山地の最高峰で、花崗岩からなる。登山口の仙台平はカルスト台地で、
周囲には「あぶくま洞」などの鍾乳洞や石灰石の露天掘りなどが見られる。

仙台平の名は、その昔、付近を支配していた大多鬼丸という豪族が、坂上田村麻呂
に追いつめられて自刃した故事に由来する。つまり「千年も生きて、この地を支配し
たかったろう」のセンネンが転訛したものという。山頂には、自衛隊のレーダー基地
が置かれ、フェンスが張られており三角点は踏めない。 また峯霊神社が祭られている。

花の咲く 6~7 月にはシャクナゲやゴヨウツツジが山を彩る。


 
【本日の主な行程】
5:50県庁=山形上山 IC=6:35 道の駅米沢 =7:45 阿武隈高原 SA8:25=
7:52田村 IC=8:20 廃ホテル登山口 8:31~10:00 大滝根山 ~10:35ペラペラ石~
11:05 高塚山駐車場(昼食20分)~11:30高塚ボッケ~12:50石ポッケ~
 13:35石ポッケ登山口=14:05阿武隈洞=15:15田村 IC=16:05 道の駅ふくしま PA=
=山形上山 IC=17:37 県庁
   
今年ラストの例会は福島の日本三百名山、大滝根山。山頂に自衛隊のレーダー基地がある、
わりと登りやすいよ?という評判ぐらいしか予備知識がない。本日の参加者10名。  
山形定刻10分前スタート、中山あたりから白くなって、栗子までは真っ白。しかし福島に入ると、
雪は全くなしの曇り空。常磐道に入り、わりとなだらかな大滝根山の山容が見てとれる。  
廃ホテル登山口よりスタート。しばらく山道を歩き、小さな渡渉もある沢沿いの登山道をゆっくり
登っていく。予報より早く天気が崩れ、賽の河原あたりから雪がちらつき始める。今季最初の雪山だ。
小さなお地蔵様の御沢地蔵尊から、ロープ、鎖の急登がずっと続く。少しなだらかになり笹薮の
登山道を進むと、まもなく山頂。大きなレーダードームが見えてきて、手前の神社の奥の金網の先が  
山頂三角点。なかなか珍しい集合写真となる。
 風も出てきて天気が崩れそうなので当初の予定を変更。笹とブナの登山道をしばらく歩くと、
大きな石が点在するようになりペラペラ石に着く。雪で滑って不安定なため、頂上は断念。
笹と落ち葉の登山道をゆっくり下って高塚山駐車場でお昼。寒いので短めに休憩し、腹ごなしに
すぐ登れるらしい高塚ボッケ(高塚山)になんなく登頂、天気は回復して青空がのぞく。  
 後半は、奇岩が点在するあまり歩く人が多くない感じの石ポッケのあるルート。最高で背丈の笹薮の
登山道が延々と続く。なんだか熊が出そうで、ソロではあまり行きたくない感じ。最後のほうは道が少し
不明瞭になるが赤テープのある杉林を下ってゴール。  
 寒いせいか今日はいつもより足早な感じで予定より1時間早く下山したので、近くの阿武隈洞を見学。
30年近く前、子供を連れて来ているのだが、ほとんど記憶がなく、2回目の鍾乳洞は実に神秘的で
なかなかの迫力だった。登山の延長のような感じでコースタイム40分のところ、20分ぐらいで回って
しまう。 予定より早く山形到着、皆さんお疲れ様でした。そして良いお年をお迎えください。
年明けは新年1月11日(土)、千歳山でまた笑顔でお会いしましょう。
来年行きたい山のアンケート回答(11/18メール配信済み)もできれば年内ぐらいでよろしくお願いします。
  
      
 


 
   
       少し寒いですが元気に登りましょう。
 
 
 
   
     賽の河原付近 雪が降ってくる
     
    
 
   
   
     御沢地蔵尊 
 
 
     
    
     山頂直下の急登 慎重に
      
    
      
    

       大滝根山 山頂到着 フェンス内の一等三角点  
       手前の大嶽根山峯霊神社


 
     
      
      
       レーダードーム


     
      
 
        
 
     

       
     
        縦幅がないからペラペラらしい
      

      
       
        
      

        ペラペラ石前 かなり雪が降ってきた




       

        光る海



      
 
       高塚山キャンプ場でお昼 施設の使用はトイレも含め予約のみ、残念


 
 
      

       高塚ボッケ(高塚山1066m) アイヌ語で「煮え立つ場所」という意味らしいが
      この場合は、崖地名のことを指すという説もある。




   
        

    

           見晴らしのよい玉石

 

 

 

    

      石ポッケ(石仏)コース

 

 

    

       最後は杉林となり無事下山

 

   

     

         近くの阿武隈洞見学  団体割引15人からで残念 

 

 

      

         素晴らしい

 

        前回大滝根山に登ったのは8年前の2016年(平成28)12月 →こちら

        前回の下山は仙台平コースで

      

 

 
               活動記録に戻る