6月8日(日)
岩手 焼石岳(1548m)
 
岩手県 体力度 中級 歩行時間7:40 歩行距離13.2km
危険度 中級 登り890m 下り890m

焼石岳(やけいしだけ)とは、岩手県南西部、奥州市と和賀郡西和賀町の境にある火山である。
標高 1,548 メートル。奥羽山脈中部に属し、牛形山、駒ヶ岳などからなる焼石連峰の主峰で、
栗駒国定公園の一部。日本二百名山の一つである。山頂周辺に焼けたような石が見られること
が名称の由来とされる。 ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布しミズバショウや高
山植物も豊富。月山、八甲田山とともに残雪の多い山で、頂上からの展望は雄大で八幡平、岩
手山、早池峰山、鳥海山、月山および飯豊山など東北の主な山々が遠望できる。 標高と比較し
て高山植物が豊富である。中腹にある中沼と上沼は雪解けから盛夏まで高密度に湿性植物が咲
く。山頂直下の姥石平は 6 月上旬から晩夏まで広大な花畑を展開する。焼石沼周辺のミヤマキ
ンポウゲの花畑や、焼石沼上部の花畑も優れている。東北地方トップクラスの花の山である。



    
【本日の主な行程】                                            

5:00県庁=道の駅天童=東根IC=十文字IC=道の駅十文字
=三合目登山口8:22~11:31焼石沼~13:22焼石岳~
17:20登山口下山17:35=18:25道の駅十文字=
20:25道の駅天童=20:45県庁着
 
 
花の山で有名で人気のある焼石岳だが、今回のルートは経験者が少ない。本日の参加者20名
川の渡渉が三ヶ所あると事前に連絡が来ていたが、会長から雪解けで増水の情報があることや、
諸々の注意を受け出発する。しばらく歩くと三ヶ所続けて渡渉があった。流れは雪解けで勢いがある。
渡りやすいとされる所なのだろうが、石は親切には並んでいない。大小離れていて、とがったり水没して
いる石の上を一歩一歩、アドバイスを聞きながら渡りきる。
まだ木を押しつぶしたままの残雪の周りは早春と同じで、ふきのとう、ショウジョウバカマなどがある。
雪が消えたところから次々と道の左右に春の花が広がりだす花道。見事なのは水芭蕉の群生、豪華な
シラネアオイの道。珍しいのは見事に咲いたキヌガサソウか。
 八合目で遠くに焼石岳を見上げながら昼食。雪解けまもなくで草も育っていない平原だ。
近くの焼石沼にリュウキンカの群生があった。沢山咲いていたが、まだまだこんなぁもんじゃぁないよ、 
との声。九合目までは雪解けの沢道も歩くが、広々とみはらしの良い道。 九合目からは大岩を慎重に
跳び、張り付き乗り越えて、山頂にたどり着く。山頂からは岩手方面の山が見え、近くには花満開らし
い東焼石岳を見下ろす。焼石岳山頂は風が強く同じルートを戻り返す。下山も岩あり雪渓あり倒木あり、
そしてまた三度の渡渉と、最後まで気を抜けなかった。でも沢山の花達に癒されながら長い距離を歩き
とおした。 歩行距離13.5㎞  山行時間約9時間  歩数は30000歩前後になった。
 みんなで自分を褒めあう、達成感のある登山だった。
 出会った花は、30種以上。バスで思い出しっこ。
 狭い林道を頑張って運転して、山中で山行中ずっと待っていてくれた長谷部運転手にも感謝です。
 皆様、お疲れ様でした。
 
 
 
 
 

    会長より、残雪、渡渉十分注意と指示あり いざ花の山へ
 
 
 
 
 
 
 
   
 
    第1渡渉地点
 
 
   
 
      全部で3か所の渡渉あり
 


        

     ミズバショウ群生

  



 
    
      焼石沼のリュウキンカ
 
 

     
         
      八合目
 

     
       楽しいお昼
 
 
 
 
      
 

     

   

 

             

      

          

 

 

 

   

    

           さあもうひと踏ん張り

 

 

    

     大岩の陰に焼石神社。豊水祈願碑

 

 

    

    焼石岳登頂!  この後ピストン、再び3渡渉して無事下山

 

      

   

    焼石岳で出会った花① 30種以上見つけたのでこれはほんの一部です。

 

    大 キヌガサソウ、  右から シラネアオイ、キクザキイチゲ 白、青

    サンカヨウ、カタクリ

 

   

     その② 大 リュウキンカ、右から ツバメオモト、オオバキスミレ

          ショウジョウバカマ、ミズバショウ、タチツボスミレ

    

    

      その③大 ユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ

             イワカガミ、イワベンケイ、チングルマ

 

  

      記録によると焼石岳は2012年8月以来 当時の詳細こちら

     

 

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