6月22日(日)
神室山(1365m)
金山町 体力度 上級 歩行時間8:55 歩行距離12,1km
危険度 中級 登り1279m 下り1259m
神室山(かむろさん)は『日本二百名山』、『花の百名山(ミネザクラ)』のひとつ、秋
田県湯沢市と山形県新庄市、金山町の県境・市境上にそびえる、神室連峰の主峰となる山である。
神室連峰は脊梁が 30km あまりも続く山脈であり別名「東北のミニアルプス」と呼ばれている。
神室山は、古来から山岳信仰の山として知られ、修験の山として鳥海山と並び称される存在で
あった。伝説によれば、坂上田村麻呂が東征のおりに開山したと伝えられている。鳥海山との
結びつきが強く、祭神も同じ大物忌神である。また、神室山は水や農業の神として敬われ、
人々は山に登っては五穀豊穣を祈っていた。山頂には「神室権現」、「雷神」、「太田神」、
「水神」といった石碑が残されており、山中の窪地を田んぼに見立て、米などを撒いて五穀豊
穣を祈った「御田」の跡と推定される場所が何箇所か残っている。また、「神室山の天狗」な
ど多くの伝承が言い伝えられている。神室山麓の各集落には、それぞれに神室山の参詣者を迎
えた宿坊の跡とされる場所が残されている。

【本日の主な行程】
5:00県庁=5:25道の駅天童=東根IC=6:00道の駅尾花沢=新庄真室川IC
=6:30大堀公園=7:00有屋口登山口7:20~12:09神室山昼食~14:13前神室山
~16:54パノラマコース登山口=17:45道の駅おがち=新庄真室川IC
=18:45道の駅尾花沢=東根IC=19:30天童=20:00県庁
ここ数日の夏本番を思わせる暑さは熱中症に注意が必要。最上地方の予報もやっぱり真夏日。しかし |
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稜線は風が強そうで登山の条件は少し良くなりそう。本日の神室山参加者17名。会としては上級コース |
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なので今日は健脚者揃いですね、こまめな給水と塩分補給をしましょうと古沢CLより挨拶。 |
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有屋口駐車場よりスタート。涼やかな沢の音と春ゼミの合唱を聞きながら緑濃い沢沿いを順調に登る。 |
所々2年前の豪雨の爪痕が残っているが、登るのに危険な場所は少ない。2か所ぐらいの渡渉もスムーズ。 |
途中から志斉CLに交代。二股で沢のマイナスイオンをたっぷり浴びて休憩を取り、いよいよ急登エリア |
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が始まる。どんな急登でも女性陣のおしゃべりは止まらず余裕、一方のおじさんたちは青息吐息。 |
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最後の直登を登上げてようやく稜線に到達。視界が開けると残雪をまとったかっこいい神室山が現れる。 |
少し強めの風に火照った体を冷やしてもらいゴゼンタチバナ、ハクサンチドリ、コバイケイソウなど |
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が迎える登山道を歩き予定より早く神室山登頂。ここでお昼をして360のパノラマを楽しむ。 |
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後半は有屋口との分岐まで戻り、秋田側のパノラマコースを下る行程となる。 |
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昼食後の結構な上りは、腹が重くてキツイが次のピーク前神室山に到着。その後はしばらくなだらかな |
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稜線歩き。ザンゲ坂からは疲労もあって少し地に足がつかない感じになるがジグザグにゆっくり下りる。 |
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途中助け合いもあったが、全員無事下山のハイタッチ。バスに乗り込むと同時に雨が降ってきて、見事な |
滑り込みセーフ。予想通りなかなかハードな山行になりました。皆さんお疲れさまでした。 |
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有屋口駐車場よりスタート |
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緑の森を |
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最後の渡渉 連日の猛暑で水かさは少な目

二股


急登も皆さん余裕

分岐から山頂稜線

タニウツギと神室山

神室山(1365m)登頂!

お昼
あっちが焼石、こっちが栗駒、そっちが虎毛かなあ
前神室目指す
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前神室山(1342m)

タムシバと私
皆さんの表情はだいぶ疲れが・・・

ざんげ坂を下り切り笑顔でゴール
神室山で出会った花たち①(ほんの一部)
大 ショウキラン、右から ヤグルマソウ、ウリノキ、オドリコソウ、
サイハイラン、ウワミズザクラ
その② 大 ゴゼンタチバナ、ハクサンチドリ
小 カラマツソウ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)

その③ 大 コケイラン、右小 タニウツギ、
ツマトリソウ、ナナカマド
アカモノ、ツバメオモト
今回歩いたコースでは、キヌガサソウ、オサバグサは見当たらず
記録によると前回は2016年10月
現在通行禁止の西の又口から有屋口への縦走でした。詳細はこちら
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