2025年 8月10 日(日)
笙ヶ岳(1635m)

遊佐町 体力度 中級 歩行時間6:45 歩行距離9.0km
     危険度 中級 登り741m 下り819m

笙が岳(しょうがだけ)は鳥海山(2236m)の長坂道コースに笙ヶ岳(1635m)があり、象潟口(鉾
立)コースや吹浦口(大平)コースから登る途中の御浜で見る景色の中に鳥海湖(鳥ノ海)・鍋森・三
峰・二峰・笙ヶ岳の風景が印象にあると思います。象潟口(鉾立)コースを白糸の滝を見て残雪を
川原宿分岐と登り、鳥海湖分岐から岩峰・三峰・二峰・笙ヶ岳(1635m)と登る。鳥海山系の中でも
「西鳥海」と呼ばれる笙ガ岳。多彩な高山植物も、多くの登山者を引き付ける魅力のひとつ。
シーズンとなれば、一面のニッコウキスゲやハクサンイチゲが咲き誇り、残雪との美しいコラボ
レーションを見せてくれます。東にはお花畑の先にそびえる新山、眼下には青く広がる日本海。
稜線ならではの眺望は格別です。
 
 
 
 
【日程】
 
 県庁4:56==山形蔵王IC==5:16寒河江PA==6:09櫛引 遊佐鳥海IC==7:28鉾立登山口 7:45~~展望台~~9:55御浜小屋~~11:20笙が岳(昼食)12:00~~河原宿〜14:15大平登山口15:50==14:56道の駅鳥海15:20遊佐鳥海IC==月山PA=5:10寒河江山形==17:30 県庁 
 
 
 
 猛暑の先週までと打って変わり、今週から天気は崩れ気味。昨日、一昨日も鳥海山は雨、爆風だった
模様。今日の笙ヶ岳の天気予報も時々雨とあまりよろしくない。一昨年は祓川から湯ノ台下山のハード
な日帰り鳥海山縦走だった。今年は12年ぶりの笙ヶ岳。本日の参加者ちょっと少なめ14名。
行きのバスで挨拶がてら県の「やまがた百名山」キャンペーンと指定の2座登ると記念にもらえる
手ぬぐいを紹介。今日の笙ヶ岳はやまがた百名山だが手拭いの対象外と伝えると、それは残念の声。  
 鉾立駐車場は曇天にも関わらず下までほぼ満車。三連休、お盆休み、さすが人気の日本百名山。
小雨の中予定より早く出発、登山口のお地蔵様に安全祈願のお参りをしてスタート。  
今日は涼しくて体はわりと動く感じ。展望台に寄り、奈曽渓谷やちょっと水量少なめの白糸の滝を眺める。
その後だんだん上の方はガスってくる。比較的なだらかな歩きやすい鉾立コース、それほど汗、疲労もなく
御浜小屋到着。空模様回復か?無事お目当ての鳥海湖は見えたが、新山含めすぐガスで見え隠れ。  
 少し休憩して笙ヶ岳方面に歩き出す。予報より早めに天気が崩れるのか、まもなく雨が少し強めに
降ってきて、早速カッパタイム。これから荒れるのか、笙ヶ岳山頂でお昼できるかと少し不安になる。 
三峰、二峰を越えて笙ヶ岳に着く頃、急に雨はおさまる。日頃の皆さんの行いが良いせいだろうか、
はたまた自称晴れ男のメンツだろうか、予定通りお花畑と日本海を眺めながら無事昼飯休憩できた。
帰りは途中から大平口吹浦コース。二峰あたりで風が強くなり、真っ白な鳥海山の方はまた爆風
だろうか気になる。その後雨は止んできて石畳で膝痛も出ず、ケガなく全員無事下山。ドライバー
さんから、さっき消防とパトカーが何台も山の方に登って行ったと聞く。大事にならないといいが。
(11日新聞によると新山山頂で1mの落石で埼玉の方が足首ケガとのこと) 
下山後道の駅鳥海で少し長めの休憩で岩牡蠣を食べたり、お土産買ったりして、明るいうちに山形に到着。 
参加の皆さんおつかれ様でした。よいお盆お迎えください。
次回は湯殿山コースより上り庄内八合目に下る月山縦走です。
 


 
 
 鉾立コースでスタート、番号1.2.3

 
 
   展望台に寄って
 
 

    
 
  日本海をバックに急な石畳登って2分間ハムストリング休憩
 
 
  
   賽の河原

  
  
     
  
 
    御浜小屋到着
 
 
 
   
    鳥海湖をバックに
 
 
  
 
   岩峰、三峰越えて笙ヶ岳に向かう
 
 
 
  
     実は笙ヶ岳より高い二峰を越えて、いよいよ最後の上り
 
    
 
   
     笙ケ岳(1635m)登頂

     
      
     
 
   
               控えめな山名板  そして無事山頂でお昼
 
      
       
     
  
    途中から吹浦コース大平口、見晴らし台にて ラストあと30分   
 
 
  
      大平口下山
 
 
 
  
    出会った花たちごく一部 ① 大 タチギボウシ、 右からハクサンシャジン、ハクサンイチゲ
 
     ミヤマリンドウ、チングルマ(花穂)、ツルニンジン
 
 
 
  
     その② 大 チョウカイアザミ、右からホソバイワベンケイ、イワイチョウ、
            トウゲブキ、キンコウカとウメバチソウ、ヨツバヒヨドリ
  
      その③ 上から右へ  クロズル、ミヤマキンバイ
            下から右へ  ミヤマホツツジ、イヌトウバナ?
       今回のルートではチョウカイフスマは見つけられず  七五三掛あたりから   鳥海山百花典参照
 
 

                   

       

                   

                       
     前回笙ヶ岳に登ったのは2013年(平成23年)8月になります。 詳細こちら
     2023年(令和5年) 8月の日帰り鳥海山縦走は 詳細こちら

 

             

                

         
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